Diary2

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       (この日記2の趣旨)
       この日記2は、可能な限りリスクを低減化するための、チャートの形の検証・発見を目的とするものです。
       リアルタイムでの株取引を発表するものではありませんし、主が取引している銘柄を開示するものでもありません。 

                                             


2018/09/17
 (上昇トレンドの形とその後2)



 
アルプス電気(6770)の6ヶ月(日足)チャートです。

 自分、よほど未練があるらしく(苦)、この銘柄を監視し続けておりました。

 9月6日に5日線を終値で下まわり、3営業日5日線をぬけず、うろついたあと、新型の発表の前日、大きな陰線が現れました(黄色の矢印)。
 ついに、ずっと待っていた25日線割れ+トレンド線割れが同時に起こったのです。

 ここが勝負どきかと3170円のトレンド線下抜きで空売りで入りました。
 前評判どおりに大きなサプライズの無い新型だったせいか、いわゆる材料出尽くしで、次の日大きく下げてくれました(水色の矢印)。
 が、次の日・・・。
 75日線越えから始まり、一旦は下げてくれたものの、再度75日線抜きで急上昇しました(ピンクの矢印)。
 ・・・一目散に逃げましたよ、こわい株です。

 ずっと待ってついに捕まえた売りのチャンスではありましたが、どうもこの株は自分には足が速すぎるようです。
 動いたのも結局は新型の発表と発売の材料でした。
 上手く逃げて結果オーライではありますが、反応が速すぎて心臓に悪いのでこの株にはあんまり関わらないようにした方がいいかも(私はね)。



2018/09/09
 (日経とダブルインバース)




 日経ダブルインバース(1357)の6ヶ月(日足)チャートです。
 日経平均裏の形を成すチャートですww。
 日経がいま、上昇トレンドラインで止まっていますので、こちらは、下降トレンドラインに抑えられた形をしています。

 でも、日経8連騰後、9月3日か4日に終値5日線抜け(黄色の矢印)+短期下降トレンドライン抜けが重なり、MACDもGCしたとても分かりやすい形を しましたので、その後数日で4%くらいは取れましたな。ダブルだからこのあたり、お得です。売りと同じ効果あるのに貸し株料無しだしw。
 
 さて、問題はここからです!。
 75日線、25日線はほぼ真横、ローソクは75日線と下降トレンドラインでストップ(ピンクの矢印)、仮にこれらを上抜いて来た場合、何を意味するのか…っ!!。
 


 日経平均の2年チャートです。
 今、節目の22000円が目前ですけど、これを下に抜いてしまった場合、2年間続いた上昇トレンドが終わってしまうことを意味します。
 現在、75日線も25日線も下向き、これらがほぼ真横(若干下向き)の200日線をまとめてDCした日には、もう隠しようがない終わりの始まり・・・、ではないでしょうかっ。

 22000円は最近も特にめずらしくない数字ですし、十分高値圏ですから、これを下回ったとて、日々の値段しか見てないと「な〜〜んだ、それくらい」としか感じないかもしれませんが。
 ・・・株やっててチャート見ない人がいるのかは知らないですけど、22000割れ、買い方には相当オソロシイ数字だと思います。
 そしてインバースは実にキレイな初動の形を成すのです。

 政治がどっちに転ぶかは分かりませんから、いつでも逃げられる準備は必要です!。
 カナダと話がついて、中国が「ごめんなさい」して、EUとも円満で、日米首脳会談は大成功、という可能性も無くは無いですから。



2018/09/02

 (上昇トレンドの形とその後)



 アルプス電気(6770)の6ヶ月(日足)チャートです。

 7月の末に上方修正付の決算上げで3320円を記録しました(水色の矢印)
 その後、下落し、一度25日線を割りましたが、トレンドライン(白線)はキープしたまま反転し、上昇して最高値3360円に到達しました。前回最高値3320円を超えました。
 9月2日現在、3340円です(オレンジ色の矢印)。
 8月下旬の日経8連騰と、アメリカのアップル株の上げにつられたか、見事な上げっぷりで、安値も高値も更新の上昇トレンド継続の形です。
 MACDはへこんできて上昇の勢いは収束してきておりますが、5日線(3323円)の上にあります。

 やはりトレンド線はあなどれません。
 25日線をちょいと大きめに割ったとて、そこでうかつに売りに入ったりしたら、大火傷を負いかねません。
 
 こういう形のチャートは、売りの対象ではないんですが・・・。

 もう少しだけ見てみましょう。
 次のトレンド線の接触は3160円あたりでしょうか。このあたりまで下がると、一目均衡の赤い雲に触ってきて、転換線が基準線を下回ってきて、遅行線もローソクに触って来て・・・と好転の形が次々と崩れていきます。
 そのへん割ったら、売り対象候補として考えてもよいんではないでしょうか。
 ノーマルな動きをしたとして、9月の中旬あたりでしょうか。

 これがちょうどiphoneの新型の発表のあたりなんですよね・・・。
 「X」の後継機種が出るとのことですが、マイナーなグレードアップだと市場が評価するようなことがあれば、この銘柄もひょっとするかもしれません。
 しかしファンダメンタルの材料を勝手に予想して株価をどうこう言うのは、もはやテクニカルトレードの範疇ではないです。
 仮に勇んで売りに入って、しかも仮に新型が期待はずれだと評価されて株価が下がって、売りでもうかったとしてもそれは「たまたま」です。

 
 さて、気分を変えましょう。
 



 日経の一年チャート(日足)です。
 1月23日に24129円に到達しましたが(ピンクの矢印)、その後、4回の高値取りトライはいずれも24000円を奪還できず(黄色の矢印)、ついに、200日線(紫の線)は下向きになってしまいました・・・!!。
 8月下旬の日経の8連騰とか、8月最終日の前場安の後場上昇で底固いぜ!だとか、そういう報道に惑わされがちですが、これ、相当ヤバイ形ですよ。
 
 そして魔の9月が来てしまいました。
 アノマリー的に9月は下げやすいのは有名ですよね。俗に言う彼岸底とか。
 実際のところは欧米のヘッジファンドの決算が11月なので9月〜10月はただでさえ売られやすいです。
 そして、今年はアメリカの中間選挙があります。政治の不透明感、特に中国との貿易戦争関連は大きいです。
 11月の選挙までに貿易戦争を中国の譲歩により終わらせたいところはあるでしょうが、中国がいかなる報復に出るか分からないので不透明感は売りを誘います。
 
 週明けの月曜はNYが休日で、あまり動きはないものと予想されるので、そろそろ現物や買いの建玉は引き上げておいた方がいいかな、などと考えております。
 積極的に売りをするか、はたまたダブルインバースに突っ込むか、は週半ばのアメリカと中国の動きを見てからかな。