Diary2

(過去の日記)2017年 07月 8月 9月 10月 11月
        2018年 01月 2月 3月 5月 6月  7月

       (この日記2の趣旨)
       この日記2は、可能な限りリスクを低減化するための、チャートの形の検証・発見を目的とするものです。
       リアルタイムでの株取引を発表するものではありませんし、主が取引している銘柄を開示するものでもありません。 

                                             


2018/08/22
 (再現なるか・・・? 売りの形)



 
アルプス電気(6770)の6ヶ月(日足)チャートです。

 6月の上旬に25線抜け、75日線抜けをし、上昇トレンド入りし(黄緑色の矢印)、3段上げをしました。
 3段目の大きなGUは上方修正付の決算上げです(ピンクの矢印)。このときの最高値は3320円です。
 その後、一度25日線を割りましたが、BBの−2σの手前で切り返し、3日続伸して3190円まで戻しました(水色)。
 そのあと、25日線近傍でもたつき、その後、3230円に到達しました。

 このあと、前回高値の3320円を奪還できなかった場合で、さらに終値ベースでの25日線割り(できればこれプラスで上昇トレンドライン割り)が発生すれば、前回の村田製作所(6981)の売りパターンを再現できるか、と期待したいところであります。
 つまり、上昇トレンドの調整局面の75日線までの戻り下げを狙いたいところです。

 しかしながら、村田との大きな違いは、村田は上昇トレンドライン割りと25日線割りが重なりましたが、このアルプス電気は前回の25日線割りの際、まだ上昇トレンドラインを割っていないことです。
 また、この銘柄は信用売残が多く、売り方にはあまり良い取り組み比とはいえません。全体で1.08倍、日証金に至っては0.59倍ですわ。踏み上げのリスクがある点に要注意です。
 こうも売り残が多いと、ちょっと下げただけで買い戻しが多くなりますので、あまりよく下げてくれません。
 よって、信用取り組み比が2倍を切ってる銘柄は売りから外す、というのも良い戦略だと思います。
 とにかく、日足MACDはGC中ですし、次ぎの山がどこまでなのかをしっかりと見極めないと、売りには入れません。
 注目しつつ静観します。
 人気もあり、なかなか強い銘柄です。
 無理してやることはないです。
 日経次第でしょうか。
 日経が大きく下げれば、高値圏にある銘柄は売られますから。
 
 一応、村田のときと同じように、1年チャート(週足)も見てみましょう。




 
村田ほどキレイな地獄の一丁目ではないにしろ、DCが見えてきた形ですな。



2018/08/12

 (続・売りの形)



 
村田製作所(6981)の6ヶ月(日足)チャートです。

 先週の続きです。
 8月1日に上昇トレンド割りと25日線終値ベースでの割りが出現しました。

 8月10日は、日米の貿易関連の協議とお盆前の金曜日が重なりました。特に夏休み前の金曜は高い確率で日経は下げます。
 村田製作所も特に後場から大きく下げました。

 幅の広いBBの−2σを突き破って来ました(ピンクの矢印)。
 タイミングよく半導体セクターにネガティブなニュース記事まで出てますし、売り方としてはよい売り場だったのではないでしょうか。
 
 これ、どこでとまるのでしょうか。




 村田製作所の6ヶ月(日足)の一目均衡です。

 厚い赤雲の丁度真上くらいで止まってます(黄色の矢印)。
 そして、6月15日のGUで作った大きな空でも止まっています(緑の矢印)。

 警戒ゾーンなので、ここで利確撤収も良いでしょう。

 ここで止まらず、赤雲に突っ込んで来るかもしれませんし、空の中にも入ってくるかもしれません。
 そのあたりは分かりません。
 複数単元もっているなら、分けて買い戻しと売りをやるのもOKです。

 その先には、まだまだ上向きの75日線が控えています。
 どこかでは止まるでしょうし、こういう形ですと、戻るときは急反発するおそれがありますから、売り方のここからの深追いは気をつけねばなりません。 

 とにかく、どこかで急反発したときに、短期的な買いを仕掛けてもよいですし、徐々に横向きから下向きになった25日線まで戻すのを待って売りなおすのも良いと思います。



2018/08/05

 (売りの形)



 村田製作所(6981)の6ヶ月(日足)チャートです。

 5月の上旬に75日線を抜け、上昇トレンド入りし、大きく3段の上げを経て、8月1日に、ついに上昇トレンド割りと25日線終値ベース割が重なりました(黄色の矢印)。
 そしてその次の日の8月2日には、7月9日のGUで作った大きな空を埋める大陰線が出現しました(水色の矢印)。
 この前数日間も高値で寄り付き、場中下げる動きが続いていましたから、あからさまに高値で売り抜け処分したがっている人たちが多くいたのが伺えます。
 この形、美しい上昇トレンドの崩れで、絶好の売り場です。
 まだまだ75日線は上向きですから、3段の上げ後の調整局面です。
 売りの手仕舞いはBBの−2σ、75日線到達、5日線上抜け、MACDの反転、あるいはMACDのGC、いずれでも下降の状況を見ながらお好みでどうぞ。
 勝てばそれでよろしいからね。必ずしもギリギリまでひっぱれなくても上等ですわ。

 村田は業績は悪くないし、各種証券会社もレーティングはBUY継続、目標株価も引き上げておりますな。
 例えば上向きの75日線で反転すれば、中期上昇継続ということだよね。
 だから、買い方はホールドも一考ではあるんだけど・・・。
 
 しかし下の1年チャート(週足)を見てみます。


 
 このMACD、言ってはなんだが、地獄の一丁目みたいな形だよなぁ・・・。
 とりあえず、気を引き締めつつも、売り継続です。