2018/07/27 (危険な形と勝負の形!!) デンソー(6902)の3ヶ月チャートです。 トヨタ向けが売り上げの半分を占める自動車部品メーカーです。トヨタ・マツダ・デンソー連合の一角です。 日産と対照的にトヨタはエンジンや駆動系の部品メーカーを手放さず、むしろ強化しているあたりに、たとえ2050年であっても内燃は健在であろう未来が透けて見えます。 ・・・ようするにそういうことなんだろうけど、ここからはあくまでもテクニカルです。 数日前にキレイな上昇トレンドラインからBBの+2σに到達し、75線を超えることができず、陰線で引けました(黄色の矢印)。 MACDも凹んで来て、これからDCに向かいそうな方向です。 とってもとっても売りたくなる形ですね!。テクニカルで言うなら、四の五の言わずにさあ売れ!の形なのです。 しかし、その後、日経は下げず、デンソーも下げず、75線近傍をモゴモゴしているうちに75線はほぼ横向きになり、GUで超えてきてしまいました。 75線超えでロスカットを入れていたらここで撤収です。次の日ちょい下げましたが、それはそれでいいでしょう。上がったかもしれませんし。 なにしろGUで75線を超えたんで、75線スレスレでロスカットを入れていたら値を飛んでってしまうという罪深さぶり・・・ 売りの予想がはずれて悔しいのはもちろんですが、ここでヘコんではいられません。 さあ、こっから買いのドテンが出来るか!!! 形を信じて「よし、これなら!」と思って大きく入って外れて負けたときのショックをすぐさま切り替えてドテンができるか。 結構キツイものはありますが、検証しましょう。 デンソー(6902)の1年チャートです。 年初の大暴落から下降転換し、長らく75線の下を推移して来ました。 その間、75日線も25日線も下向きです。 しかし、5月末と7月初旬のW底(水色の矢印)を経て25日線を越えてついに25日線は上向き、最近に至っては75日線まで上向きになってきてしまいました。 こうなってくるともはや売りの形ではありません。 次にデンソーの一目均衡を見てみます。 長らく下側で推移していた青雲を抜けて来てますね。 いわゆる3役好転の完成です。 さてこっから買えるか・・・?。 そーだなあ・・・ 下から上向きの25日線が持ち上がって来ています。これがサポートになると考えるなら、25日線近傍まで押したあたりか、そこから反転したあたりで買ってみるのもいいかも。 くれぐれも日経225との関係を見ながら慎重に。それで25線を下回ったりしたらすぐさま撤退よ撤退。 25線がサポートという前提で買うのなら、その前提が崩れたら撤収します。 それが出来ないといつまでたっても素人よ(とよく言われる)。 2018/07/13 (日経平均) 日経平均の日足です。 トレンド転換+25日線抜け+75日線抜けが重なりました!。 ここでは画像を出してないけど、一目均衡の赤雲の上にもカオを出しています。 為替も円安傾向ですし、いよいよサマーラリー開始でしょうかッ、と期待するところでありますが・・・ 225の3大ガンだけが上げてもどーしよーもない。全体が買われている相場にならないとね。 でも日経平均だけを見ればよい雰囲気ではないか。日足もだけど、週足も良い形なのよ。 こういうときこそ業績が手堅くて出遅れているのを拾っておくと良いことがあるものだ、と思って(信じて)おりますわ。 |