サイト内生息キャラ 



TOD




.

【リオン・マグナス(16)】
 本サイトにおける最重要人物にして、最もひどい目に遭っている人(笑)。
 世界的大企業オベロン社総帥の長男、セインガルド国近衛軍客員剣士。
 その美貌、色気、有能さ、どれをとっても超一級のすばらしさなのであるのだが、これは金と手間ひまかけた英才教育と受仕込みの賜物。
 自称、ヒューゴ様の所有物。不幸のとっても似合うスーパー美少年。
 育った環境からくる完璧主義に基づく冷徹さと、所詮生身の人間であることの脆弱さを両方抱え込み、必然的に、そのときどきにおいて感情の起伏がすげー激 しく行動パターンは両極端。
 基本的に愛に飢えているので、結構、情に絆されやすく寝るのは簡単、落とすのは大変。

 


 


 
【ヒューゴ・ジルクリフト(43)】
 大企業総帥、世界一の大金持ちで大国セインガルドの国王相談役もこなす、世界経済、政治の第一人者であるとっても精力的なすごい方。
 世界最強の御主人様にして、上記美少年天才剣士を作り上げたこのサイトにおける神様のような人。
 元々、考古学者だったのであるが、ベルセリオスを発見してからTODのラスボスにとり憑かれ支配を受け、本来、この人が持っていたはずの息子に対する深 い愛情が偏 執的に曲がりくねり歪んだ執着に変貌し、その結果、倒錯した親子関係が形成されるようになってしまった。
 ストーリー上、最も運命に翻弄された、とってもドラマチックなオジサマ。







【ウッドロウ・ケルヴィン(23)】
 ファンダリア第一王子、王位継承者。
 一応、容姿端麗、文武両道文句なし。温厚でマメかつ攻撃的な性格をもって、かなりモテるタイプの経験豊富な色男。フェロモン野郎な北国プリンス。
 ふんだんな物量と周囲の善意に囲まれて育ったため、いい意味で出来の良い上流階級の青年に仕上がってはいるが、基本的に自信過剰でお人好しで、悪意や侮 蔑に対する耐性が極端に低く、喧嘩を売られると思わずキレる余裕の無さがやっぱりボンボン。
 リオンに一目ぼれして以来、ちょっとは世間を知ろうと思ったか、世界中放浪したりして男をみがこうとしている健気な一面も。 







 
【フィンレイ・ダグ(享年27)】
 セインガルド近衛軍、七将軍を束ねる大将軍様。
 リオン客員剣士時代の直属の上司であり剣の師であり、憧れの人。
 その将軍としての能力、剣の腕に加え、男らしく厳しさと優しさのバランスのとれた性格をもち、この若さにして、クセだらけの七将軍を和やかに率いること のでき る大変立派な方。
 皇女を妻にしており、公爵様であり、素養、資質において、天から最も祝福されている類の人。
 欠点は、軍隊生活が長いため、戦士にありがちな思考の単純さと鈍感さが目立つこと。周囲の嫉妬や悪意も「いちいち気にしちゃおれん」なカッコよさが裏目 に出、それが命とりに…。

 






【ソーディアン・シャルティエ】
 永遠の友、理解者、伴侶、半身。リオンの精神面においてもはや聖域的な存在。
 生きるも一緒、死ぬのも、復活も一緒。
 お風呂も一緒、寝るのも一緒(ちがう)。
 あまりにも重く壮絶な運命を共にし、なおかつそこには打算もない。
 その絆の強さたるや、他の男共とは次元が違う。旅の間中も「シャル…。」「坊ちゃん。」と、しばし見詰め合い二人の世界を作り続けてきた間柄。
 ところで、シャルは、都合上、主人の濡れ場を散々目撃しているワケなんだが、投射人格は若い男だっただけに、そのへんどーなの、と突っ込みを入れてしま う。 





TOD2





【ジューダス(16)】
 上記スーパー美少年のなれの果て。
 美貌、剣技、頭脳等、基本スキル自体は、リオンと全く変わらないのだが、自称じゃなくても名無しのゴロツキなので、あれほどあったエレガントさは大幅ダ ウン。
 その代わり悲壮な決意に裏打ちされた、逆風の中に咲く花のよーなせつな的な色気に溢れまくって非常識にデンジャラスな雰囲気を纏っている。
 当初リオンが持っていた色香はヒューゴ様仕込みのためだったと思いきや、蘇っても周囲の男を惑わせつづけているところから、やっぱ本質的にこいつは天性 の受だということが今更ながらに確認された。






【ロニ・デュナミス(23)】
 18年前の神の眼の騒乱によって家族を失い、5歳で孤児となり、以来、孤児院で暮らし、成長してからはパン屋で勤労していた見かけによらない苦労人。
 純粋に強さに憧れているのか騎士団に就職し、ときどき里帰りすれば子供にモテモテな頼りになるいい兄ちゃん。
 奇癖ナンパもイイ男になるための修行の一環(に見えなくもない)、発展途上な好青年。
 但し、育ちや暮らしぶりは、おせじにも順風満帆とは言いがたいので、軽い外見に隠されてはいるが、内面には思わぬ複雑さやデリケートさも抱えている(ら しい)。







【ウッドロウ・ケルヴィン(41)】
 ファンダリア国王。
 神の眼の騒乱でダイクロフトから帰還し、世界に平和を取り戻した四英雄の一人。
 18年前にリオンと恋人関係にあったと言える唯一の人。
 王位を継承して以来、あんなに大好きだった放浪生活もやめ、国に篭ってマジメに政治に没頭しているようだ。
 元々自由人気質で相当なプレイボーイだったくせに、恋愛ごっこもやめ、妻も娶らず独身。
 英雄王とか賢王とかいう呼称も、この人を見ているとなんだか悲しくなってくる。

 






 【カイル・デュナミス(15)】
 神の眼の騒乱を知らない世代の生まれで、明るく優しい親の愛を受けて育った、いわゆる普通の幸せな子。
 ブキミな英雄願望も、当初は単に、『両親が二人とも四英雄メンツだから俺も。』といった到って単純な理由からに過ぎず、さして深い意味は無いようだ。
 リアラの聖女使命を知りながらも、『歴史修正』の真の意味を理解してるのか甚だ疑問。いまどき珍しいくらい、世間ズレしていない、汚濁に染まらず白紙状 態にある少年であり、いかようにも染めることが可能であり、黒にも白にもなるぞ。